成形・加工事例
- HOME
- 日新化成のプラスチック成形
- 成形・加工事例
当社の創業60年以上の実績とプラスチック成形技術のノウハウを生かし、多様なニーズにお応えしております
熱硬化性樹脂材料の提案
金属切削部品を樹脂化
●お客様からの課題・要望・製造の背景
要望
金型切削部品を樹脂化しようと可塑性LCPで試作した結果、写真形状のような反りが発生してしまい、製品性能が出ない樹脂でフラットな製品を制作したい。
解決策
当社提案の熱硬化性樹脂エポキシを使用し反り軽減を実現。
●製品の特長
- 樹脂材料:熱硬化性樹脂 エポキシ
- 製法:射出成形
- 寸法:30mm x 30mm x t0.5mm
- 寸法公差:t0.5mm±0.02mm 反り0.1mm以下
Before
LCP
After
エポキシ
トランスファー成形の提案
ボビン(ワイヤー巻き線)の
封止成形
●お客様からの課題・要望・製造の背景
要望
熱可塑性樹脂成形では、射出速度、圧力によりボビンの巻き線ワイヤーが切断されてしまうため、ワイヤーを切断せずに全体を樹脂で封止したい。
解決策
熱硬化性樹脂不飽和ポリエステル(BMC)を材料提案し、成形は熱硬化性樹脂特有のトランスファー成形で製作した結果、低圧(射出速度、圧力を抑えて)での成形が可能となり、結果としてワイヤーを切断することなく封止成形を実現できた。
●製品の特長
- 樹脂材料:熱硬化性樹脂 不飽和ポリエステル
- インサート:リードフレーム、巻き線
- 製法:トランスファー成形
- 寸法:3.0mm x 3.0mm x 2.5mm~
- 寸法公差:±0.02mm